インタビュー
佐藤:まず、米本君の簡単なプロフィールからお願いします。
米本:私は11年前に羽根田商会に入社しました。最初は豊田営業部で6年間締付工具の担当を任され、現在は、本社の環境事業部に所属しています。
佐藤:今回の事例は5年前の事例だったね。
米本:はい。2年間かけて、本格的に採用していただきました。
佐藤:1998年から2000年にかけてだね。
米本:はい。大河内さんからオエティカを引き継いだのが最初のきっかけでした。
佐藤:オエティカというスイス製のカプラー(エアーツールの継ぎ手)は大河内さんが見つけて来たの?
米本:はい、そうです。
佐藤:最初、カプラーを見てどう思った?
米本:カプラーとは水道でいうと蛇口、水が出るところにあたる部分の機械の事ですが、最初に思ったのは、他社にない独自性があるな、ということと、ちょうど私はエアーツールを扱っていたので、このカプラーを使えばお客様の生産性が上がるのではないかと思いました。お客様の工数が低減できるのではないか、とも思いました。
直感的に工数の低減につながると思った訳
佐藤:それは何故?
米本:オエティカという商品は、エアーの継ぎ手なのですが エアーを妨げる弁がなく、圧力損失がほとんどないのが目で見て分かる。直感でも分かる。
佐藤:つまり覗いた時に向こう側が見えるんだよね。ということは、まあ、何の妨げもないから当然、圧力損失もない。だからツールも本来の機能を発揮出来るということだね。
米本:はい。
佐藤:今までのカプラーだと、圧力損失があるから締め付ける時間が長くなるなどの問題が発生していた。それが改善出来るとにらんだのだね。
米本:はい。
佐藤:その後どうしたの?
認識していない圧力損失によるロスをどのように理解してもらったのか
米本:前任者の大河内さんから引き継いだお客様が工数低減をテーマにされていましたので、お客様のところにオエティカを持っていきました。
お客様は初めは半信半疑でしたが、テストや実験を行っていくうちに納得していただけ、現場で使っていただけるようになりました。
佐藤:カプラーを変えるだけで、そんなに効果があるのかと、お客様も初めは半信半疑だったのだね?
米本:はい、そうです。そもそもエアーの圧力損失があるということがピンと来られてなかった。それがロスになっている事を認識されていなかったのです。
佐藤:そういう問題提起をして、それを実験で証明したのだね。

